投球の幅が広がった 1年目11勝 田中 今季を振り返る
2年連続最下位に甘んじた東北楽天に、今季、文字通り新風を吹き込んだのが高卒ルーキーの田中将大投手だった。チーム初の2けた勝利を挙げ、オールスターゲームにも出場。存在感を示した田中に、今季を振り返ってもらった。
―パ・リーグ新人最多タイの11勝(7敗)を挙げた。
「こんな結果を残せるとは思っていなかった。最初はドキドキしたが、6、7月ごろからプロのレベルに慣れてきた。とにかく精いっぱいやろうとした。でも、防御率(3.82)には満足していないし、もっと勝てたんじゃないかと思う。満足はしていない」
―初勝利を挙げたのはデビュー戦で打たれたソフトバンクからだった。
「2度も打たれるわけにはいかない。自分の投球をすれば、と思っていた。勝った試合は全部が全部、いい思い出になっている。反省点のない試合はないので、次の試合で同じ反省点が出ないよう1試合1試合に集中した」
―シーズンを通して一番成長できた点は。
「投球の幅が広がったこと。課題だった四球も後半は減った。制球力もだいぶついてきた。スライダーは使えるボールだなと感じたが、大きな自信になったわけではなかった。なかなか打てない真っすぐを投げたい」
―要所を締める気持ちの強さが、チームを鼓舞した。
「負けず嫌いじゃないとこの世界でやっていけない。マウンドでは究極のプラス思考。投げる時は相手を見下している。それぐらいじゃないと思い切り投げられないでしょう、多分。気持ちで負けたら、負けです。試合の中で、ここが大事だという場面は分かっている」
「心の支えになったのは、今まで自分がやってきたこと。高校(北海道・駒大苫小牧)の後輩たちが頑張っていることにも、刺激を受けた面がある」
―来季に向けての抱負と、ファンへ一言。
「今季の経験を生かし、スタートからいい結果を出したい。今季以上のものを残せるよう全力でプレーするだけ。防御率をもっと上げたい。秋季練習では、走り込んで下半身の強化を図っている」
「本拠地、それ以外の球場でも、詰め掛けたたくさんの人に応援していただき、力になった。もっともっと多くの声援を送っていただけたらとてもありがたい」
河北新報
http://www.kahoku.co.jp/spe/spe165/20071030_01.htm
11はギリギリ合格点?
球団の初の二桁に1つおまけのついた11勝。高卒新人としては素晴らしい成績ですね。1年間ローテを守りましたし。 奪三振もタイトルは取れませんでしたが、上々の記録。
でも、期待値はもっと高いです。野村監督の来季の投手の柱はまだ岩隈なんです。それは過去の実績からでしょう。将来のエース候補ではなく、2年目の来季は開幕投手を務めるくらいにエースとして頑張ってもらいたいもんです。岩隈が怪我ばかりで、順調じゃないので可能性はゼロでは無いハズ。
来季は15勝、200回投球、200奪三振くらいを達成して、沢村賞を狙うような投手を期待しています。ファンの想いはそれだけ高い期待を含んでいます。
しかし、今年に限って言えば紀藤コーチは中々いい結果出しましたね。一場なんかも速球あるんだし、カットボールをマスターさせて、逆に微妙なコントロールの変化球を減らしたほうがいいんじゃないでしょうか。